尹錫悦候補の妻、NAVERのプロフィールに掲載した「学歴・学力」とは=韓国(画像提供:wowkorea)
尹錫悦候補の妻、NAVERのプロフィールに掲載した「学歴・学力」とは=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国野党「国民の力」のユン・ソンニョル(尹錫悦)次期大統領選候補の妻キム・ゴンヒ氏が、韓国ポータルサイト大手NAVER(ネイバー)上にプロフィールを追加した。

キム・ゴンヒ の最新ニュースまとめ

24日、ネイバーで「キム・ゴンヒ」と検索すると、写真と所属、経歴だけが確認できた。しかし26日には学歴・学力と受賞履歴が掲載された。

こうした中、教育部(部は省に相当)が監査結果を発表したことで、再び疑惑が浮上したキム氏の学歴・学力に注目が集まっている。

ネイバーのプロフィールによると、キム氏は1996年にキョンギ(京畿)大学の絵画学士、1999年にスンミョン(淑明)女子大学教育大学院の美術教育修士、2008年に国民大学テクノデザイン専門大学院のデザイン学博士、2012年にソウル大学経営専門大学院経営学科の経営専門修士を取得した。

キム氏は過去、国民大学に提出した2014年1学期教員任用志願書に、ソウル大学経営学科で修士を取得し、韓国ポリテック大学で副教授を務めたと記載した。

しかし教育部の監査結果、キム氏は経営専門大学院で学位を取得し、副教授ではなく非常勤講師と兼任教員を務めた。

この過程において、同じ国民大学出身という理由からキム氏に対する面接も行われていなかったことがわかった。

キム氏が2007年に書いた国民大学博士学位論文の審査過程に対しても問題が指摘された。

教育部は審査委員に助教授ではない専任講師が含まれていたのは規定違反だとし、国民大学に機関警告を予告した。

これについて野党「国民の力」は、韓国政府の教育部がキム氏に対し「標的監査」を行ったと反発した。

尹候補は25日、公約発表後の質疑応答において、キム氏のプロフィール登録などについて、「私も朝、(妻がネイバーにプロフィールを登録したという)記事を見て、妻に電話をした」とし、「本人が直接掲載したというが、簡単に掲載できるようだ。それで、もう少し詳細に掲載するつもりだという話を聞いた」と答えた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85