東方神起のチャンミン(SMエンタテインメント提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
東方神起のチャンミン(SMエンタテインメント提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気デュオ、東方神起のチャンミンが13日、1年9カ月ぶりとなる2枚目のソロミニアルバム「Devil」をリリースし、オンライン記者懇談会を行った。 チャンミンは「久しぶりに出すアルバムということもあるが、(所属事務所の)SMエンタテインメントが2022年最初に発売するアルバムなので、第一走者としてスタートを切ることができ光栄だ」と力を込めた。 1年以上の準備期間を経て発表した今回のアルバムには、チャンミンの多彩な姿と音楽性が盛り込まれている。 チャンミンは「ファーストソロアルバムでもそうだったが、(アルバムの)意図は変わらない」としながら「飾り立てるよりは、自分が持っている多様なボーカル、パフォーマンスなどの魅力をお見せできるのではないか」と説明。「成熟した1人の男の濃厚な魅力を多彩に見せようと思った」とし、「今はまだ一生懸命パフォーマンスできる状態だが、全般的なコンセプトは『クール&セクシー』だ」と冗談めかして語った。 アルバムと同名のタイトル曲「Devil」は、スウェーデン出身のアーティスト兼プロデューサー、アレックス・ルノの原曲をリメークし、歌詞はチャンミンが自ら手掛けた。 チャンミンは「原曲は恐ろしい悪魔を表現した曲だが、悪魔のささやきに屈することなく進む僕たちの姿を盛り込めば格好良いのではないかと考えて作詞した」とし、「ユ・ヨンジンプロデューサーが、経験があるのだから作詞に挑戦してみてはどうかと提案してくださった。私の作詞は事務所であまり評価されていないが、今回はありがたいことに採用してくれた」と笑った。 アルバム収録曲の「Fever」でも、ユ・ヨンジンプロデューサーとタッグを組んだ。熱病にかかったように相手の魅力に溺れる感情を表現したこの曲は、新年に開催されたオンライン公演「SMタウンライブ」で初公開された。 この2曲のどちらをタイトル曲にするか悩んだというチャンミンは「曲そのものから感じられる緊張感や、リスナーを引き付ける部分で『Devil』の方がよいと思った」とし、「身を削るほど悩んだ」と打ち明けた。 今年でデビュー19年目を迎えたチャンミンだが、今も学ぶ点が多いと話す。 チャンミンは「トレンディーな歌唱法もおろそかにせず学んでこそめまぐるしい大衆歌謡の流れについていくことができ、リードしていけるのではないかと思う」として、「自分なりに頑張っている」と話す。 長年音楽活動をする中で、新しいことにチャレンジする原動力になるのはファンの応援だと強調した。 「年初に、自分はなぜこれまで歌手をしてきて、これからいつまでできるだろうかと真剣に考えた」として、ファンがいる限り最善を尽くしてコンテンツや音楽、パフォーマンスを頑張らなければという結論に達したと明かした。 また、今回のアルバムで「大きな夢」を叶えたいという願いもあるという。「コンテンツプラットフォームの再生回数などさまざまな評価基準があるだろうが、個人的にはイングランド・プレミアリーグのサッカーを見るのが好きだ。サッカー中継の予告映像に自分の曲が使われたらどれだけうれしいだろうかと思う(笑)」。 この日の懇談会では東方神起のメンバー、ユンホが司会を務め、変わらぬ友情をアピールした。 ユンホはチャンミンに対して「チャンミンは自販機だ。いろいろな味がある」と称賛。新譜については「チャンミンの血、汗、涙、そして考えが込められている」と惜しみない声援を送った。
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