日本の若者たちの悲観…「自分たちは親世代よりも不幸」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本の若者たちの悲観…「自分たちは親世代よりも不幸」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本の若者の相対的な幸福度が中高年層以上の年代に比べて低いことが分かった。

 4日(きょう)付の日本経済新聞によると、29歳以下の日本人のうち、親の世代よりも自分たちの世代が不幸だと感じる割合は35%で、全世代のうち最も高い水準だった。60歳以上の年代で親世代に比べて不幸だと感じる割合は10%前後に過ぎなかった。

 今回の調査は昨年12月に日経と日経リサーチが共同で行ったもので、日本人約1万4000人を対象に実施された。

 相対的な幸福度は20代以下だけでなく、30~40代でも低かった。30代では親の世代と比較して不幸だと感じる回答者の割合は約30%、40代では35%ほどで、10~40代の若者は自分が属する世代が親の世代よりも不幸だと感じていることが明らかになった。

 その反面、彼らの親の世代では相対的な幸せ度が高いことも分かった。50代からは親世代に比べて幸せだという回答が「不幸だ」という回答を上回った。50代では「(親世代に比べて自らの世代が)幸せだ」という割合が40%を超え、「不幸だ」(25%)という回答を上回った。60代以上では親世代に比べて不幸だと答えた割合がわずか10%前後にとどまったが、「幸せだ」という回答は70%に迫っていた。

 親たちも子供たちが相対的に不幸だと思っていると答えた。50~60代以上の親世代で子供の世代が自らの世代よりも不幸だという回答は43%である一方、子供の方が幸せだという回答は18%に過ぎなかった。

 日本の子供世代は経済展望でも懐疑的な視覚を見せた。日本経済が低成長局面に突入して久しいからだ。日本は1990年代にバブル崩壊を経験した後、30年間経った今でも低成長・低物価に苦しんでいる。

 「自分の年収が60歳の時点で親の世代を超えると思うか」という質問に対して、29歳以下では「超える」(38%)と「超えない」(34%)がほぼ同じだった。また、同世代の5年後に金利が上がると予想する回答者は約32%にとどまった。60歳以上で約62%を記録したこととは対照的だ。

 一方、新型コロナの大流行後、日本人の間で家族の重要性が大きくなったことが確認された。回答者の約42%は「最も幸せな瞬間」として「家族と一緒に過ごす時間」を挙げた。日本経済新聞はこれまでの世論調査で家族を生活の中で重要なものとして回答した人は約4%しかいなかったと報じた。
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