ひっそりとした仁川国際空港の出発ロビー(資料写真)=(聯合ニュース)
ひっそりとした仁川国際空港の出発ロビー(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は29日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の流入防止策として、アフリカ11カ国を対象に短期滞在の外国人の入国を禁止している措置を来年2月3日まで4週間延長すると発表した。当初は1月6日で終了予定だった。 海外からのオミクロン株流入による感染者が増加傾向にあることや、国内外でのリスク分析結果、旧正月(来年は2月1日)連休時のオミクロン株流入増加の可能性を踏まえ、総合的に判断したという。 アフリカ在留の韓国人を輸送する週1回の特別便を除き、エチオピアを出発する直行便の韓国乗り入れも引き続き停止する。 中央防疫対策本部はまた、シンガポールから韓国への直行便の航空券の新規販売を今月29日から来月20日まで原則的に停止することを決めた。予約済みの航空券でシンガポールから韓国に入国した人については隔離免除を維持する。 韓国はシンガポールとの間で接種完了者が隔離なしで往来することを認める協定「トラベルバブル」を結んでいるが、オミクロン株の流入を食い止めるために航空券の新規販売の停止を決めた。シンガポールも来月20日まで、韓国出発の航空券の新規販売を停止する。
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