カフェに機内販売、ミールキット、生き残りのため副業で耐え抜く韓国LCC(画像提供:wowkorea)
カフェに機内販売、ミールキット、生き残りのため副業で耐え抜く韓国LCC(画像提供:wowkorea)
格安航空会社(LCC)が機内食カフェや機内販売、ミールキット販売など副業に力を入れている。しかし旅客需要の回復が不透明で、減資の憂慮も残っている。

済州航空は今月1日から、チェジュ(済州)~テグ(大邱)路線で1日1便、済州産農水産物を輸送している。同様の路線は済州~キンポ(金浦)路線に続く2番目。貨物品目は衣類など工業製品が大部分となる。

エアソウルは最近、コーヒービーン・コリアとの協業でソウル市に「エアソウル・コーヒービーン・カフェラウンジ」を開設した。実際の機内で使う座席をそのまま設置した同施設では、エアソウルの就航時の映像や旅行誌などを見て、旅に出たような気分を味わえる。

同社はまたNSホームショッピングと提携し、国内線の航空機にNSホームショッピングのショッピングブックを配置。機内で商品を注文した後、希望の場所で受け取ることが可能だ。

このほかエア釜山は、ミールキットメーカーのフードアセンブル、ポンジョンテジクッパと提携して作ったテジクッパ、およびスンデクッパのミールキットを販売している。

LCCの関係者は「オミクロン株の拡大による感染者の急増で、旅客需要の回復への期待感もしぼんでいる。副業で耐えるのも限界がある。2年に制限されている雇用支援期間の延長も検討する必要がある」と明かした。


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