韓国は21世紀の後半から「夏が6か月」となり、「冬が3か月未満」になるという分析が公開された(画像提供:wowkorea)
韓国は21世紀の後半から「夏が6か月」となり、「冬が3か月未満」になるという分析が公開された(画像提供:wowkorea)
地球温暖化の影響で、韓国は21世紀の後半から「夏が6か月」となり、「冬が3か月未満」になるという分析が公開された。

韓国気象庁はきょう(23日)、韓国の気温・季節の変化の展望を盛り込んだ「韓国気候変化シナリオの算出と未来展望分析」を発表した。気象庁は、今後の21世紀を前期(2021~2040年)・中期(2041~2060年)・後期(2081~2100年)に分け、未来の気候を分析した。

その結果、韓国の平均気温は中期には現在に比べ1.6~2.9度上昇し、後期には2.3~6.3度上昇すると推測された。後期において、温室ガスが適正レベルである「低炭素シナリオ」では、温暖化の流れは緩和されるが、温室ガスが多い「高炭素シナリオ」では、気温の変化の勢いは大きいと分析されたと、気象庁は説明した。

また、朝鮮半島が暑くなることで雨はより多く降ることになる。現在に比べ中期には5~7%、後期には3~18%まで降水量は増加する恐れがあると、気象庁は分析した。

さらに季節の長さも違ってくる。現在平均97日である夏の長さは、2081年からは4か月から最大6か月まで長くなる。一方、現在107日の冬の長さは大幅に減り、後期には3か月未満に減少する。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96