クリスマスの飾り付けをしたソウル大公園、動物園の動物たちには果物や野菜のプレゼントも=韓国(画像提供:wowkorea)
クリスマスの飾り付けをしたソウル大公園、動物園の動物たちには果物や野菜のプレゼントも=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル大公園がクリスマスを控えて動物園と公園の随所をクリスマスの飾り付けをして注目を集めている。特に動物園では飼育員らが様々な餌で作ったツリーで動物舍を飾り、動物に果物や野菜、箱などを利用したプレゼントを提供し、より特別な行動豊富化を引き出した。

 行動豊富化とは動物園、水族館で暮らしている動物が、野生でのような活発な餌やりと豊かな動きを実現できるよう、様々な方法を実施して手助けをするプログラムをいう。

 猛獣舍では靴下の形をしたプレゼント袋に、鶏肉などトラが好きな食べ物を入れて木にぶら下げてシベリアトラの行動豊富化を誘導した。

 様々な野菜や果物で作ったツリーとケーキをプレゼントされたアジアゾウはすぐにケーキを一度で壊して、中に入っているバナナやツリーまで、おいしく食べていた。

 飼育員のハン・ギュヨンさんは「冬にはゾウが鼻を使う頻度がやや少なくなるため、ゾウが好きな果物で作ったクリスマスツリーをドアに作って、餌を高い所にぶら下げて象の筋肉の使用を誘導した」と説明した。

 第3アフリカ館では肉食動物の中で最も速いチーターが鳥の巣の中に入っているダチョウの卵をプレゼントされて卵狩りをする姿を見せた。

 ソウル大公園の動物たちやってきたクリスマスプレゼントの映像はYouTubeソウル大公園TVチャンネルで確認できる。

 ソウル大公園のイ・スヨン園長は「ソウル大公園で準備した各種イベントや冬の美しい動植物の姿は対面と非対面で安全に楽しむことができる」と述べた。


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