「1兆ウォン」見通すダーマコスメ…Kビューティー市場が人気=韓国(画像提供:wowkorea)
「1兆ウォン」見通すダーマコスメ…Kビューティー市場が人気=韓国(画像提供:wowkorea)
医薬技術を基にした化粧品市場が人気を集めている。韓国内製薬会社が新たなビジネスへと拡大する様子を見せている。

 21日、製薬業界によると、製薬会社は医薬品や健康機能食品などで活用した成分を基に、いわゆる「ダーマコスメ」市場攻略に乗り出している。 ダーマコスメとは、化粧品を意味するコスメと皮膚科学の「ダーマトロジー」を合成した単語だ。

 傷の治療剤ライバルである東国製薬と同和薬品は、ダーマコスメ市場でも対決している。東国製薬は傷の治療剤「マデカソル」を活用したマデカクリームを開発した。東国製薬化粧品ブランド「センテリアン24」も成長を見せ、昨年の売上高は1302億ウォンを記録した。これは全体売上の22.68%を占める程度だ。

 マデカソルのライバル製品であるフシディンを販売している同和薬品も、これを活用したダーマコスメ製品を発売した。フシディンの主要成分フシダムを適用した「フシドクリーム」を10月に発売し、ダーマコスメ市場でも競争に乗り出した。マイクロバイオーム成分のフシダムは肌の再生と鎮静に効果がある。

 製薬会社が先を争ってダーマコスメ市場を強化するのは、既存製品を活用できるという長所と共に、消費者への訴求力も徐々に高まっているからだ。市場調査機関のカンターの報告書によると、国内のダーマコスメ市場は、2017年の5000億ウォン規模から、昨年は8700億ウォン、今年は1兆ウォンまで成長するものと見られる。

 業界関係者は「市場で検証された成分を化粧品に活用するため、消費者から信頼を得やすい。一般的な化粧品より機能的な側面を強調される」とし、「安定的に売上を上げられる市場であるため、当分の間、製品開発が活性化するだろう」と述べた。
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