伝播力がデルタ変異株より強いと観測されるオミクロン変異株の地域社会への伝播が避けられない状況で、防疫当局の苦心は深まっている。中央災難安全対策本部はあす(3日)、首都圏の私的集まりの人数制限縮小、防疫パス適用対象の拡大などに対する結論を下す。
ただ現在、重症患者病床の危機状況がワクチン効果が低下した高齢層を中心に、集団感染はワクチン未接種の10代を中心に現れており、防疫強化だけで解決するのは難しいとの声も上がっている。さらに、やっと息をついた小商工人・自営業者らに及ぶ被害も莫大になるものとみられる。
2日中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は5266人と集計された。これまでの最多値だった前日の5123人を1日で更新した。国内発生の感染者は5242人、海外流入の感染者は24人で、累積感染者は45万7612人だ。
入院中の重症者は733人で、これまでの最多記録だった前日の723人を1日で更新したことになる。
全国の重症患者専門病床(以下、1日午後5時基準)は1154床中913床(79.1%)が使用中だ。首都圏の重症患者病床は714床中629床(88.1%)が稼働中だ。
新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、新たに2万3652人がワクチンを接種し、計4259万3798人に対する1次接種を終えたと明らかにした。1次接種率は82.9%だ。新たに2次接種を完了した人は6万5436人で累積4112万9620人、80.1%だ。新たな3次接種者は15万9424人で、累積338万5821人だ。人口比の接種率は6.6%だ。
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