「ソン・ソクヒ元JTBC社長の虚偽不倫説」を広めたユーチューバー、懲役6か月確定=韓国(画像提供:wowkorea)
「ソン・ソクヒ元JTBC社長の虚偽不倫説」を広めたユーチューバー、懲役6か月確定=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のソン・ソクヒ元JTBC総括社長とアン・ナギョンアナウンサーの嘘の不倫説を提起したユーチューバー・ペクマンTVの運営者ク某被告(41)に対して実刑が確定した。

 1日、法曹界によると大法院(最高裁判所)1部は情報通信網利用促進法上の名誉毀損(きそん)の容疑で起訴されたク被告に対して懲役6か月を言い渡した原審を確定した。

 ク被告は2019年1月、自身のYouTube放送を通じてJTBCニュースルームの共同進行者だったソン元社長とアンアナウンサーに対して虚偽の不倫疑惑を提起した容疑で在宅起訴された。

 ク被告は起訴後も自身のYouTube放送を通じて、ソン元社長などに対して告訴取り下げを要求したり、侮辱的な発言を続けた。

 さらに、法廷でも「マスコミ報道などを通じて、不倫疑惑が真実だと信じるに値する相当な理由があったため、発言が虚偽だという認識がなかった」として無罪を主張した。

 一審はこのような主張を一蹴し、懲役6か月の実刑を言い渡した。ただし、法廷拘束はしなかった。

 一審の裁判部「ク被告が提出した資料をよく見ても、そのように信じるに値する理由があったとは考えにくい。不倫疑惑の提起は根拠のない漠然とした推測の水準」とし「被害者を誹謗(ひぼう)する目的があったと考えられる」と判断した。

 ク被告は一審判決について「当時、虚偽だとの認識がなかった。公共の利益に関するものだと考えただけで、被害者を誹謗する目的がなかった」と控訴した。

 しかし、二審もク被告の主張を一蹴し、一審と同じ懲役6か月を言い渡し、ク被告を法廷拘束した。二審の裁判部は「ク被告は控訴審に至り、YouTube放送で許しを請う謝罪放送を行ったが、一審の量刑は裁量の合理的な範囲から外れていない」と判断した。


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