欧州議会の代表団につづいてラトビアなどバルト3国の議員団も台湾を訪れることを決定し、さらに親中の動きをみせていたドイツも台湾支持を表明したことから「国際舞台での台湾政府の立場が広がっている」という見方も出ている。
台湾をとりまく米中対立が激化する中、ドイツまでも「台湾支持」の立場を示したことで、中国の反発も一層強くなるものとみられる。
きょう(26日)台湾の新聞“自由時報”などによると、台湾外交部(外務省)は「ドイツの新たな連立政権に参加する政党たちは “連立協約案”で、台湾の国際機関への参加と台湾海峡の平和・安定に対する支持を示した」とし「今後、双方の友好協力が増進されることを期待する」と明らかにした。
これらの政党は協約案で「民主台湾」と表記し、台湾に対し少なからず力添えすることが伝えらえている。
台湾外交部の報道官は「ドイツの新政府と友好的な協力を強化し各領域で相互協力できる関係拡大とともに、台湾海峡の現状況と国際平和・繁栄が維持・保護されることを願う」と語った。
謝志偉 駐ドイツ台湾代表は前日、フェイスブックを通じて「連立政権参加の政党たちの協約案に『民主台湾』と表記されたことは大きな進展だ」と評価した。
つづけて「これは、中国と台湾間の『統一と独立の戦い』ではなく、『自由・民主と全体・独裁との戦い』だ」と強調した。
一方、中国外務省の報道官は前日「台湾・南シナ海・新疆・香港などは全て中国内部の業務だ」と強調し「歴代のドイツ政府は皆、一つの中国政策を順守してきた」と反発した。
つづけて「ドイツ新政府もこれを引き続き守り、関係の政治的基調を保護しよう」と提案した。
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