李明博元大統領、ソウル大学病院を受診　今年、3度目＝韓国報道

イ・ミョンバク（李明博）元大統領（79）が外部の病院を訪問し治療を受けていることが分かった。元大統領は現在、アニャン（安養）刑務所に収監されている。

17日午後2時50分、李元大統領は持病の治療のためソウル市内のソウル大学病院を訪れた。健康状態に別途異常がない場合は、治療後に刑務所へ戻ることになる。

李元大統領は昨年10月、韓国の大法院（最高裁判所）で収賄および横領などの容疑で懲役17年、罰金130億ウォン（約12億円）、追徴金57億8000万ウォン（約5億6000万円）の刑が確定している。

また、有罪判決後、李元大統領夫妻はソウル市カンナム（江南）区にある私邸などに関する一括公売処分の効力を停止してほしいと執行停止を求めたが、裁判所は「李元大統領夫妻に回復困難な損害が発生したり、それを予防するための緊急性が認められたとは言い難い」として棄却していた。

李元大統領が病院での受診のため刑務所の外に出たのは今年3回目で、前には4月に持病のためソウル大学病院に3日間入院し、7月にも6日間入院治療を受けていた。