韓国史上最悪のネット性犯罪「n番部屋事件」、運営者“ガッガッ”に「懲役34年」確定(画像提供:wowkorea)
韓国史上最悪のネット性犯罪「n番部屋事件」、運営者“ガッガッ”に「懲役34年」確定(画像提供:wowkorea)
韓国で、未成年者の性搾取物を製作・流布した容疑で裁判にうつされた「Telegram(テレグラム)」のn番部屋運営者“ガッガッ”ことムン・ヒョンウク被告に「懲役34年」が言い渡された。


 最高裁は11日、児童・青少年の性保護に関する法律違反などで起訴されたムン・ヒョンウク被告に対し、懲役34年、位置追跡電子足輪付着30年を言い渡した原審を確定した。

 ムン・ヒョンウク被告は、2017年1月から2020年初めまで1275回にわたり児童・青少年被害者21人に性搾取映像物を撮影させた後、これを受け取って製作・所持した。2019年2月から昨年1月までは「ガッガッ」というニックネームで開設されたTelegramのチャットルームで性搾取動画を配布。また、2018年9月から2019年3月まで被害者の両親3人に対して、性搾取映像物を流布するかのように脅迫した。

 裁判所は「児童・青少年を含めた多数の被害者をさまざまな手段で脅迫してわいせつ物を製作・流布し、被害者を直接的に強姦(ごうかん)、またそれに該当する行為をするなど、複数の犯罪に手を出した」と言及。

 また「数十人の性犯罪被害者らをゲームアイテムのように扱い、見るに堪えない行為をさせて個人情報を公開した」とした上で、「被害者らの人としての尊厳を傷つける反社会的な犯行であり、罪は非常に重い」と判断した。
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