韓国保守系の最大野党、「慰安婦の母」尹美香議員の復党を批判＝掛け間違えたボタン

6日、韓国保守系の最大野党「国民の力」は、革新系の執権与党「共に民主党」がユン・ミヒャン（尹美香）無所属議員の復党を推進することに対し「尹美香議員という最初から掛け間違えたボタンを無理に合わせようとするのは止めよ」と、強力に批判した。

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「国民の力」キム・ヨンジュ党常勤副報道担当者は、同日付の論評で「尹議員に対する国民の心情を推し量る必要がある」と伝えた。

この前日に、共に民主党は、親族名義により不動産の所有を意図的に隠した疑いで除名された尹議員と関連し、「キョンサンナムド（慶尚南道）警察庁が、これについては送致しないと決定した」と、復党の処理方針を明らかにし、他の裁判結果を見なければいけないとの立場を示した。

キム副報道担当者は、「尹議員は、合計6つの疑惑と8つの罪名で起訴され、今やっと1審の裁判が行われているところである」とした。続いて「正義記憶連帯の理事長に在職していた当時、慰安婦被害者の支援金を任意に使用した疑いによる補助金の管理法と寄付金品法違反、業務上横領と背任、詐欺と準詐欺、地方財政法及び公衆衛生管理法違反などが起訴の具体的な内容である」と指摘した。

また、「裁判で最終的な判決が出されなければならないが、起訴内容に指摘された疑惑だけでも、比例代表の決定自体が間違いではないかと疑われるほどである」とし、「最初のボタンを掛け間違えた時は、いくら下のボタンをとめようとしても上手くいくわけがない」と強調した。