ハン・ヒョジュ&パク・ヒョンシク、“ハピネス”を取り戻すための死闘(画像提供:wowkorea)
ハン・ヒョジュ&パク・ヒョンシク、“ハピネス”を取り戻すための死闘(画像提供:wowkorea)
再び戻らない“ハピネス”を取り戻すための死闘が始まる。

ハン・ヒョジュ の最新ニュースまとめ

 今月5日に放送をスタートするTVINGオリジナルドラマ「ハピネス」側は1日、ハラハラさせるハイライト映像を公開した。想像を絶するミステリー感染病に向き合った人々の、危険な日常がサスペンスを最大化する。

 「ハピネス」は、近未来を背景に、階層社会の縮図であるマンションに孤立した人々の生存記を描いたニューノーマル都市スリラー。さまざまな人間群像が集まり住む大都市マンションが、新種の感染病によって封鎖されることで起こる亀裂や恐怖、生存のための死闘、心理戦が緻密に描かれる。

 この日公開されたハイライト映像では、平凡だった日常に予想できない事件が発生することから始まる。理性を失って駆け寄る訓練生を落ち着かせたユン・セボム(ハン・ヒョジュ扮)、続いて武装した軍人らと共にハン・テソク(チョ・ウジン扮)が訪ねてくる。手の傷を見たユン・セボムは、軍人らとどこかへ向かう。検査室で「まるで獣にでもなったように自分を噛みちぎろうとした」と話し、目の当たりにしても信じられない光景に疑問を表わすユン・セボム。これを観察するように見守るハン・テソクの動きは、好奇心をより一層高める。ここに「脳に作用する変種ウイルスの一種と思う」というハン・テソクの話は、ミステリーを増幅させる。原因不明の症状と事件を追跡したチョン・イヒョン(パク・ヒョンシク扮)も「幻覚剤の副作用ではないですか?」と疑問を提起する。敵なのか味方なのかも分からない彼らが団結するさまは、感染病の事態をどのように克服していくのか興味深い。

 原因不明の感染病が手のほどこしようもなく広がり始めて、マンションが封鎖される。「一週間だけ我慢すればいいんだ」と混乱に陥った住民たちを安心させるチョン・イヒョンと「人が窮地に立たされたらどうやって急変するのか、誰にも分からないですよ」と、万が一の事態を準備するハン・テソクの対比が危機感を高めさせる。感染病が呼び起こした亀裂と混乱は、また別の恐怖の始まりだ。マンションの住民たちは、「私たちがただ団結すれば、たいしたことじゃないんだと思いたいです」と話して歩みを見せる。命が危険な状況でも、マンションの値段を心配して、階層によって差別し、彼らだけの壁を作り始めた人々。休憩所は、まもなく恐怖の中心となる。ここに「マンションの誰かがネクストを市中にばら撒いていました」という話は、マンションに隠れたまた別の危険を推察させる。

 昨日とは違った今日、地獄の光景を目撃したユン・セボムは「あの人たちもまた戻れるだろうか」と崩れた世の中を実感する。引き続き自分の傷を見せて「こんな風に人々を噛むこともできますか?」というユン・セボムの姿も危険なのは同じことだ。日常が崩れて既存の価値が揺れる極限の状況で、お互いを疑って警戒しなければならない人々。襲ってくる恐怖の中で葛藤して、時には生きるために利己的な選択をしたりもする。果たして彼らは、無事に平凡な日常に戻れるか注目だ。

 一方、「ハピネス」は「青春の記録」、「WATCHER」、「アルハンブラ宮殿の思い出」、「秘密の森」などジャンルを問わず細密な演出の力を見せるアン・ギルホ監督と「グッドワイフ」を執筆したハン・サンウン作家が意気投合し、一味違った次元の都市スリラーを完成させた。韓国で11月5日金曜日夜10時40分から、TVINGとtvNでスタートする。
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