韓国の国民の力大統領候補であるウォン・ヒリョン(元喜龍)前済州島知事が、共に民主党大統領候補であるイ・ジェミョン(李在明)京畿道知事に対し、「大統領に私生活の領域はない」とし、検証を受けたくなければ辞退すべきだと主張した。

ウォン前知事は23日、自身のSNSに「大統領にプライバシーの領域はない」とし「1分1秒、健康状態までも大統領になった瞬間、公的領域に属する」と投稿した。

続いて「国民は候補(イ知事)のすべてを検証する権利がある」とし「それが嫌なら、大統領選挙出馬を断念すればいい」と批判した。

これに先立ち、イ知事は無料弁論疑惑をはじめ、休暇や出張日程などを私生活とし、答弁や資料提出を拒否した。イ知事は今月20日、国会の国土交通委員会の京畿道国政監査に出席し、「私生活や人的関係、市長時代の業務などに関する無差別な質問には答えない」と明らかにした。

ウォン前知事は「検証の領域を私生活とするのは、検証を受けないということ」とし「公職者の身分が特に私生活を強調する」と皮肉った。

与野党を揺るがしているいわゆる「ファチョンデユ(火天大有)スキャンダル」にも言及した。ワン前知事は「候補の主張によると、部下職員が8000億ウォンを横領することも知らなかったほど無能なのではないか」とし「能力もなく、適性も合わないのに大統領選挙になぜ出るのか」と指摘した。

それとともに「もちろん選挙に出るとしても、あのウォン・ヒリョンが防ぐ」と強調した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 79