月城原発で「放射能物質漏れ」の危険…「韓国水力原子力発電会社が自ら招いた」

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2021/10/06 11:58配信
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韓国では、ウォルソン(月城)原子力発電所の安全性において物議を醸している「使用後核燃料貯蔵層の構造物破損」が、韓国水力原子力発電会社(以下 韓国水力原子力)の承認の下で起きていたことが明らかとなった。

国会科学技術情報放送通信委員会所属のチョ・スンネ“共に民主党”議員が、韓国水力原子力から「月城1号機 格納建物ろ過廃棄系統設置工事の工事日報」を入手し分析した結果、「問題のパイル(杭)施工をはじめとした全工程を、韓国水力原子力が監督・承認していたことが確認された」と、きょう(6日)明らかにした。

格納建物ろ過廃棄系統(CFVS)の「不正施工」は最近、月城原発の安全性において物議を醸している問題点として取り沙汰されている。2012年に韓国水力原子力がCFVSを設置し、施工したパイルが使用後核燃料を貯蔵する貯蔵層(SFB)下の遮水膜を破損させたためである。

SFB遮水膜が破損されれば、使用後核燃料が保管されている水槽から漏れ出てきた放射性物質が外部に漏れる危険がある。昨年末、月城原発敷地内で高濃度のトリチウムと人工放射性核種が検出された事実が明らかとなり、原子力安全委員会と民間調査団がSFB・遮水膜をはじめとした構造物の健全性などを調査している。

この調査の過程で「遮水膜の損傷」は事実として確認された。韓国水力原子力は、遮水膜の損傷の可能性を確認した昨年2月、設計・施行業者を相手に62億ウォン(約5億8152万円)規模の損害賠償を請求し、国際仲裁を申請した状態である。

しかし、問題は遮水膜を破損させたパイルが韓国水力原子力の監督・承認の下で施工されたという点である。工事日報をみると、パイルの施工は7月13~16日に設置手続き書を作成、7月17~19日に装備入庫および設置準備、7月20日~8月10日にパイル入庫および設置の順で進められた。この過程において遮水膜の破損が発生したものと推定される。

この全ての工程は、韓国水力原子力の設備改善チームの監督・承認の下で行なわれた。鋼管パイルの設置手続き書の提出、鋼管パイル設置など、それぞれの作業が日報に記録されていて、韓国水力原子力の担当者はこのような作業内容と作業計画が書かれている工事日報に署名している。

チョ議員室は「韓国水力原子力が構造物破損の危険にもかかわらず無理に工事を強行したり、工事監督を不正に進めたものだ」と説明した。CFVSは福島原子力発電所での後続措置の一環として、当時パク・クネ(朴槿恵)政権が寿命延長を推進していた月城1号機に最も先に設置している。それ以降、実効性の問題が取り沙汰されたことで、他の原発には設置されていない。

チョ議員は「最近のトリチウムの問題をはじめとした月城原発の安全性の物議は、結局韓国水力原子力の無能と安逸(あんいつ)によるものだ」とし「今からでも責任を痛感し、徹底して透明性のある調査に協力しなければならない」と強調した。

最終更新:2021/10/06  15:24


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