仁川の無人島で外国人数十人が「ノーマスクパーティー」=韓国(画像提供:wowkorea)
仁川の無人島で外国人数十人が「ノーマスクパーティー」=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスの感染拡大が続いていた秋夕(チュソク、中秋節)連休に、韓国・インチョン(仁川)にある無人島に集まった外国人らが、マスクもつけていない状態で集団パーティーを開き、物議を醸している。

 先月30日、青瓦台(大統領府)国民請願掲示板には「新型コロナウイルスの防疫措置を避け、集団で無人島でパーティーを開いた人を処罰してください」という請願文が掲載された。

 請願者は「新型コロナウイルスの防疫措置を破って集団で無人島パーティーをする映像を目にした」とし「1年6か月間、多くの人々が社会と共同体の安全のために集まりを自制し、被害を甘受しながら活動を減らしたまま生きているのに、逸脱行為を堂々と展示して自慢する人々が処罰されなければ、人々は剥奪感と怒りを感じるようになる」と述べた。

 続けて「念のため安全申聞鼓に申告したが、申告対象者の名前、住所、発生位置を知らなければ助けられないという返事だけだった」とし、「1年中マスクをつけて不便さに耐えながら、他人を配慮する人をばかにする人々を1人残らず捜し出して処罰してほしい」と要求した。

 これとともに請願者が添付したSNSの映像には無人島の海辺に20余りのテントが立てられており、真夜中に騒々しい音楽をつけたままマスクをつけず踊る外国人の姿が映っている。現在、この映像は削除された状態だ。

 彼らは秋夕連休である先月中旬、ソウルから仁川へ移動した後、みんな一緒に船に乗って、オンジングン(甕津郡)チャウォルミョン(紫月面)の無人島であるサスンボンド(砂昇鳳島)でパーティーを開いたものと確認された。当時のイベントには約70人が参加しており、そのほとんどが外国人だったとわかった。

 特にイベントが行われた紫月島と近くのトクジョクド(徳積島)などでは先月13日を基点に「甕津郡客船」発の集団感染が発生した場所だ。18日から感染者が相次いで発生し、関連累計感染者が100人余りに達した。

 イベント会場を管轄する甕津郡は去る23日、国民申聞鼓を通じてある市民が「昇鳳島の無人島で外国人が団体で集まりパーティーをしている。夜中にクラブを開いて騒いでいる」と苦情を受け付けたが、何の措置も取らなかったことがわかった。

 これに対して、壅津郡側は「写真を見ると5人以上だが、写真だけでは身元確認が不可能」とし「過料は現場で取り締まりなければ賦課できないが(今は)不可能だ」と話した。

 ただし、「防疫守則違反を持続的に点検している」とし「今後の点検を強化し、防疫管理に最善を尽くす」と付け加えた。


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