韓国政府主導の韓中日ｅスポーツ大会　１０～１２日にソウルで開催

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が主導するゲーム対戦競技「ｅスポーツ」の初の国際大会「韓中日ｅスポーツ大会（東アジアｅスポーツチャンピオンシップ）」が、１０～１２日にソウルで開催される。　大会は韓国文化体育観光部が主催し、大会組織委員会、韓国ｅスポーツ協会、韓国コンテンツ振興院が主管する。　ソウルのオリンピック公園ＳＫオリンピックハンドボール競技場を会場とするが、新型コロナウイルス感染予防のため無観客とし、大会の模様は動画投稿サイト「ユーチューブ」の大会公式チャンネルや動画配信サイト「ツイッチ」（英語）でライブ配信される。日本向けのライブ配信は、１２日の決勝戦のみ日本ｅスポーツ連合（ＪｅＳＵ）のユーチューブチャンネルなどで行われる。　韓国と中国、日本は２０１９年に開いた「韓中日文化コンテンツ産業フォーラム」でｅスポーツ大会の開催を協議し、３カ国のｅスポーツ協会が大会開催に向けた覚書を締結していた。　初大会では、３カ国それぞれから選抜された代表選手が「Ｌｅａｇｕｅ　ｏｆ　Ｌｅｇｅｎｄｓ（リーグ・オブ・レジェンド）」「ＰＵＢＧ:ＢＡＴＴＬＥＧＲＯＵＮＤＳ（ＰＵＢＧ）」「Ｃｌａｓｈ　Ｒｏｙａｌｅ（クラッシュ・ロワイヤル）」「ｅＦｏｏｔｂａｌｌ　ウイニングイレブン」とエキシビション種目の「Ｄｕｎｇｅｏｎ　＆Ｆｉｇｈｔｅｒ（アラド戦記）」の計５タイトルで競技を実施する。各国の選手団はコーチを含め４３人で、計約１３０人が参加予定だ。　同期間には「ゲーム文化祭」もオンラインで開催される。ゲーム音楽のオーケストラ演奏、懐かしのゲーム体験、ゲーム文化に関する講演などのプログラムを通じ、健全なゲーム文化の普及を図る。　黄熙（ファン・ヒ）文化体育観光部長官は「韓国で初開催される韓中日ｅスポーツ大会で国際ｅスポーツ大会のスタンダードを提示し、韓国のゲームとｅスポーツのステータスを伝えたい」としている。