カナダは 約16か月間の入国禁止措置をやめ、国境を開いた(画像提供:wowkorea)
カナダは 約16か月間の入国禁止措置をやめ、国境を開いた(画像提供:wowkorea)
カナダは 約16か月間の入国禁止措置をやめ、国境を開いた。「新型コロナウイルス感染症ワクチンの予防接種率の上昇と 新型コロナ感染者の減少のおかげで、調整された国境措置をとることができた」という説明である。

19日(現地時間)ロイター通信は「カナダが来月9日から、新型コロナワクチン接種を完了した米国人の入国を 全面的に許容することを決定した」と報道した。入国時 14日間の隔離と2度の感染検査の義務が免除されるということである。米国以外の国は、9月7日からワクチン接種完了者にかぎって 同じ措置の適用を受ける。

カナダに入国しようとする人々は、少なくとも14日前に予防接種を完了しなければならない。また カナダに到着した後 72時間以内に、承認された新型コロナ検査で陰性判定を受けたという証拠を提示しなければならない。ワクチンを接種していない12歳未満の児童は、接種を終えた親と共に旅行すれば 隔離措置を受けることはない。また カナダ政府が承認したホテルで3泊しなければならない義務も撤回される。

ただ 緩和された規制は、カナダで使用が承認されたワクチンを接種した人に限定される。カナダ政府が承認したワクチンは、ファイザー社・モデルナ社・ヤンセン・アストラゼネカ社のワクチンである。中国のシノファームとシノバックおよびロシアのスプートニクVは含まれていない。

一方 米国は、国境開放に対して慎重な態度を固持している。最近 米国では、デルタ変異株により 新型コロナの感染事例が急増しているためである。米国の一日平均新規感染者数は、6月18日から今月18日の一か月間で 1万2004人から3万2136人へと増加している。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 96