「朝鮮日報の廃刊を」大統領府の請願20万突破=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「朝鮮日報の廃刊を」大統領府の請願20万突破=韓国報道(画像提供:wowkorea)
性売買の記事にチョ・グク元法務部長官の親子を連想させるアートワークを使用して議論を起こした朝鮮日報。朝鮮日報を廃刊してくれという請願の同意が20万を突破した。

26日、韓国大統領府の国民請願ホームページによると「朝鮮日報を廃刊してください」というタイトルの請願に20万人が同意した。20万人以上の同意を得た場合、大統領府は担当秘書官や省庁長・次官などを通じて、公式回答を出さねばならない。

請願人はその請願で「とても腹が立って請願を上げる」とし「ただ何も考えずに記事を見過ごすこともできるが、これは常識的な記事なのか」と声を荒げた。

また、「以前から朝鮮日報は戻れない線を越えてしまっていた。保守言論であれば保守言論らしく線を越えずに記事を書くべきだ」とし「これ以上、朝鮮日報の行動は我慢できない。すぐに廃刊してほしい」と述べた。

この他にも挿絵を誤って使用した記者の処罰と再発防止を求める請願文が相次いで掲載されるなど、朝鮮日報の袋叩きは続いている。

朝鮮日報への廃刊請願は今回が初めてではない。2019年7月には請願掲示板を通じて「朝鮮日報廃刊とTV朝鮮設立許可取り消し」を要求する文が上がった。この請願文は25万人以上の同意を受けた。

当時、大統領府は「報道機関を廃刊するのは慎重に検討しなければならない事案だ」としながらも、「今回の請願をきっかけにメディアの自由と独立を確保しながら、メディアと放送の社会的責任を高めるように努力する」と回答した。

先立って朝鮮日報は21日、「先にシャワーを... 性売買を誘導して有り金をはたく」というタイトルの性売買事件の記事にチョ・グク元長官親子を連想させるアートワークを使用して、インターネットユーザーの公憤を買った。その挿絵は、朝鮮日報が他のコラムのために制作したものだった。

これに対してチョ・グク元長官は、自分のSNSを介して朝鮮日報を強く批判した。それとともに記者とメディアを相手に法的対応を示唆した。
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