文大統領、EU首脳常任議長らと会談、「朝鮮半島の平和のための支持を要請」(画像提供:wowkorea)
文大統領、EU首脳常任議長らと会談、「朝鮮半島の平和のための支持を要請」(画像提供:wowkorea)
G7首脳会談に出席するためにイギリスのコーンウォールを訪問中のムン・ジェイン(文在寅)大統領が12日(現地時間)、シャルル・ミシェルEU首脳会談常任議長、ウルズラ・フォン・デア・ライエン執行委員長と会談を行った。

ムン大統領は同日午後、首脳会談を行い、新型コロナへの対応や気候変動、韓EU間の戦略的パートナーシップの展望、朝鮮半島を含めた地域情勢について意見を交わした。

今回の首脳会談は、2019年12月に就任したEU首脳との初対面会談だ。

ムン大統領はまず、EU首脳が今年下半期の適切な時期に訪韓することを要請した。これに対し、EU首脳らは訪韓招請に謝意を表し、訪韓の意思を表明した。

EU首脳らは先月30~31日、2021P4Gソウル首脳会議の成功を祝い、気候変動に対応するための国際社会の意志を結集するのに寄与した点を評価した。

同時に両首脳は国際社会の炭素中立努力を導いている両国間の気候・環境分野の協力的潜在力が大きいということに共感し、今後も持続的に協力していくことで一致した。

ムン大統領は、韓EU間の進行中のEU一般データ保護規則(GDPR)の初期決定が行われたことを評価した。EU首脳らは最近、3つの国際労働機関(ILO)中核協約の韓国内批准手続きが完了した点を評価した。

ムン大統領は最近の朝鮮半島情勢や先月の米韓首脳会談の結果について説明し、朝鮮半島の恒久的平和構築に向けたEU側の持続的な関心と支持を要請した。これに対してEU首脳たちは、朝鮮半島和平定着に向けたムン大統領と韓国政府の努力を持続的に支持すると述べた。
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