鄭義溶 韓国外相(画像提供:wowkorea)
鄭義溶 韓国外相(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相は「今回の米韓首脳会談により 韓国政府の対北関与政策において、かなり “動き”の幅が拡がった」と評価した。

チョン外相はきのう(27日)国会の外交統一委員会に出席し「ジョー・バイデン米大統領が、今回 特別に 共同声明とは別の文言を盛り込み『南北間の対話・関与・協力を支持する』と伝えた」とし「何の修飾語もつけずに このような表現を盛り込んだのは、かなり意味のあることだと、我々は評価している」と語った。

チョン外相は 米国の対北政策について「現在としては公開するのが困難だ」としながらも「米韓間において 緊密に協議し続けていき、米朝間の接触が成されれば 非常によい方向へと(交渉が)進むことができるものとみていることから、北朝鮮が 出来るだけ早く呼応してくれることを期待している」と語った。

つづけて「今後 米国と北朝鮮間の対話の進展にしたがって、我々の役割が必要だと判断されれば、そこに合った 我々の役割を果たす準備がある」とし「その過程において 米国と緊密に協力していく」と強調した。

キム・ホンゴル無所属議員が「今回 バイデン大統領が、南北間の対話・協力・関与を支持すると 公に明らかにしたことで、わが政府の動きの幅は 確実に拡がったとみることはできるのか」という質問に、チョン外相は「そうだ。我々の対北関与政策において、かなりの部分で 新たなスペースと余裕ができたと評価する」と答えた。

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