ワクチン接種後は一定時間、経過を観察する(資料写真)=(聯合ニュース)
ワクチン接種後は一定時間、経過を観察する(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応とみられる事例が24日午前0時までの2日間に新たに236件報告された。このうち死亡が5件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。

 予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。

 重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに報告されていない。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例は11件報告された。それ以外の220件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気などの軽い症状だった。

 韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計2万4366件となった。前日までの1回目、2回目の接種累計553万9242件の0.44%に当たる。

 現在までに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計153人となっている。これは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化し死亡したケースを含めると、死者は計206人に上る。

 予防接種対応推進団は、副反応の報告のうち95.3%に当たる2万3228件は比較的軽い症状だったと説明した。


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