新型コロナウイルスの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)
◇防疫対策レベルと5人以上の集まり禁止 さらに延長へ 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、20日午前0時現在の新規感染者数は600人台半ばを記録し、2日連続で600人を上回った。5月に入り、家族や知人の集まりを起点とするクラスター(感染者集団)が続発している中、従来の新型コロナよりも感染力が強いとされる変異ウイルスの市中感染も相次いで報告されている。政府は23日に終了予定の防疫対策「社会的距離の確保」(首都圏は上から3番目の第2段階、首都圏以外は同4番目の第1.5段階)と、5人以上の私的な集まりを禁止する措置をさらに延長するとみられる。◇羅卿ウォン氏 最大野党代表選に出馬 最大野党「国民の力」の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)前国会議員は、国会で記者会見を開き、6月11日の党大会で行われる党代表選への出馬を表明した。羅氏は「国民の力を溶鉱炉のような政党にする」とし、地域、世代、階層、価値観の違いを克服し、統合すると述べた。羅氏は来年3月に行われる次期大統領選に向け、野党候補の一本化のために党を根本的に刷新するとの公約を掲げた。◇アストラ製の接種者に別のワクチン 韓国で治験実施へ 異なる種類の新型コロナウイルスワクチンを1回ずつ接種するワクチン併用に対する各国の研究が進むなか、韓国政府も近く同様の臨床試験(治験)に着手する。政府の中央防疫対策本部のイ・ユギョン・ワクチン接種分析チーム長が20日の会見で明らかにした。治験は英アストラゼネカ製の新型コロナワクチンを1回接種した人を対象に、米ファイザー製品など国内で許可されている別のワクチンを接種する形で行われる。
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