EUが輸出承認したワクチンの40%は日本に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
EUが輸出承認したワクチンの40%は日本に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
欧州連合(EU)が輸出を承認した新型コロナウイルスワクチンのうち、その40%は日本が輸入したことが分かった。

日本経済新聞と朝日新聞などによると7日、EUは3日まで45か国に約1億7800万回分の新型コロナウイルスワクチンの輸出を承認したと明らかにした。EUはワクチンの供給が遅れ始めた今年1月から輸出許可制を運営し、域内で生産したワクチンを事実上統制してきた。

現在までに計354件の輸出を承認しており、拒否事例は1件に過ぎない。輸出承認が下された物量のうち、約40%に相当する7204万回分は日本に輸出された。また、最近の1週間で日本に輸出が許可されたワクチンは、これより2000万回分増えたと新聞各社は伝えた。

日本に続いて英国が1856万回分、カナダが1841万回分となり、それぞれ2位と3位を占めた。朝日新聞は日本に輸出されたワクチンは、両国を合わせた量に比べて4倍ほど多いと説明した。

EUは米国の製薬会社ファイザーがベルギーに工場を設立するなど、全世界的なワクチンの供給拠点として位置付けられている。ファイザー社の工場では設立当初に供給の遅れがあったが、最近は増産に乗り出すなどEU内のワクチンを安定的に供給している。

一方、日本は新型コロナウイルスワクチンの確保に熱を上げているが、接種のスピードはゆっくりとしている。NHKによると、5日時点で日本では計383万6845回のワクチン接種が行われた。

世界保健機関(WHO)が集計した統計でも、3日0時時点における日本のワクチン1次接種率は2%、2回目まで完了した2次接種率は0.8%にとどまっている。
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