去る4月13日、仁川のモーテルで生後2か月になる女児が心肺停止の状態で発見された。
仁川地検・女性児童犯罪調査部は、児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法上児童虐待重傷害の疑いで送致されたA容疑者(27)に児童福祉法上児童虐待および傷害容疑を追加適用し起訴したと7日、明らかにした。
A容疑者は先月12日午後11時30分ごろ、仁川市のモーテル室内で生後2か月の娘が泣き止まないことに腹をたて、強く揺さぶった後、テーブルに投げつけた疑いがもたれている。女児は頭を強く打ち、脳出血と診断された。
検察による追加調査の結果、このような虐待行為は初めてではないと確認された。A容疑者はことし3月末〜4月にも娘をテーブルに投げつけるなど虐待していたことがわかった。検察は、この行為により頭の前方と側面に広範囲にわたって硬膜下血腫の症状が現れたとみている。
事件当時、モーテルの室内にいなかったA容疑者の妻(22)は詐欺容疑で指名手配されていたが、今月6日、警察に逮捕された。
A容疑者は、聴取で「妻が逮捕された後、自分1人でモーテルで2人の子どもの面倒をみていたが、泣き止まない娘に頭がきてテーブルに投げつけた」とし、「叩きつけるほど強く投げつけたわけではないが、子どもの頭がテーブルにぶつかってしまった」と供述している。
緊急生計支援を受けるほど困窮していたA容疑者一家は、昨年夏からモーテルを転々としながら生活していたという。また、A容疑者の妻はモーテルの一室で出産したことがわかった。
一方、病院で治療中の女児は、先ごろ意識を取り戻したと伝えられている。女児の兄で1歳7か月になる男児は現在、仁川市内の保育施設で保護されている。
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