駐インド韓国大使館で集団感染「病室確保自体が戦争」(画像提供:wowkorea)
駐インド韓国大使館で集団感染「病室確保自体が戦争」(画像提供:wowkorea)
インドの新型コロナウイルス新規感染者数が一日35万人と、世界で最も多い感染者数を更新している中、駐インド韓国大使館で新型コロナ集団感染(クラスター)が発生したことが確認された。

26日、駐インド韓国大使館関係者は、韓国メディア「ニュース1」との通話で「大使館でインド現地スタッフだけでなく、韓国人スタッフも新型コロナに感染した」と明らかにした。

最近、インド全域で新型コロナ感染者数が急増しており、大使館は非常事態である。韓国人70人が感染したとの情報があり、最近では50代の韓国人が感染確認後、治療中に死亡した。

現在大使館は、新型コロナに感染した同胞を支援するため、最善を尽くしているが、大使館職員の感染により、大使館を正常に稼働させることが難しい状況であることが分かった。

一方、シン・ボンギル駐インド大使は、Facebookで「患者急増により、病室を確保すること自体が、戦争である」とし「隣国の日本大使館、米国大使館も似たような状況だ」と伝えた。

インドで現在急増している新型コロナウイルスは二重変異株で、呼吸困難の症状など重症患者が続出している。首都ニューデリーでは、コロナ患者が急増し、酸素呼吸器を備えた集中治療室が不足している状況である。

一方、ロイター通信の報道によると、26日に公開されたインドの新型コロナ新規感染者は35万2991人で、累積感染者数は1700万人を超えた。一日の死亡者も史上最大の2812人発生し、累積死亡者数は19万5123人と集計された。

インドニューデリー当局は、感染拡大防止のために19日から施行してきた防疫封鎖令を1週間延長することにした。これにより、封鎖令は来月3日午前まで続く。

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