東北アジア歴史財団は「“慰安婦=売春婦”論文」事態を振り返る、国際学術会議を開催する(画像提供:wowkorea)
東北アジア歴史財団は「“慰安婦=売春婦”論文」事態を振り返る、国際学術会議を開催する(画像提供:wowkorea)
米ハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授が論文で「慰安婦=自発的売春婦」だと主張したことで物議を醸していた、いわゆる「ラムザイヤー事態」を振り返る国際学術会議が開かれる。

韓国の教育部(文部科学省の旧文部省部門に相当)傘下の公共機関である「東北アジア歴史財団」は、韓国女性人権振興院(韓国の女性家族部(省)傘下の公共機関)と共に、「ラムザイヤー事態」に共同で対応する国際学術会議を今日(14日)開催すると、きのう(13日)明らかにした。

この学術会議では 韓国と日本・米国などで「ラムザイヤー事態」を構成する“もの”を点検し、学術研究と討論の前提である学術的真実性問題を論じる予定である。

発表者としては、ラムザイヤー教授を先頭に立って批判してきたコネチカット大学のアレクシス・ダデン教授と、ラムザイヤー教授の論文に対する反論文を書いた日本史研究者である青山学院大学のシーダー・チェルシー・センディ教授、植民地下の朝鮮共同体と慰安婦制度の研究者である青山学院大学のソン・ヨノク(宋連玉)名誉教授などが参席する。

東北アジア歴史財団側は「今回の会議は 個人と論文に対する批判を越えて、“ラムザイヤー事態と現象”を分析する場であり、慰安婦被害への否定に対する我々の社会のこれまでの対応も振り返る機会となるだろう」と伝えた。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 96