韓国史上最悪の性犯罪「n番部屋事件」、運営者“ガッガッ”に懲役34年(画像提供:wowkorea)
韓国史上最悪の性犯罪「n番部屋事件」、運営者“ガッガッ”に懲役34年(画像提供:wowkorea)
韓国史上最悪の性犯罪「n番部屋事件」で、「n番部屋」を最初に作って運営し、未成年者を相手に性搾取物を制作・配布した容疑(児童・青少年の性保護に関する法律違反)をもたれている“ガッガッ”ことムン・ヒョンウク(24)被告に懲役34年が言い渡された。

 テグ(大邱)地方裁判所アンドン(安東)支院は8日、児童・青少年の性保護に関する法律違反などで拘束起訴されたムン被告に懲役34年を言い渡した。

 また法定最高刑の電子足輪30年装着、身元情報公開10年、児童・老人施設就業制限10年、性的暴力教育160時間も命じた。

 先立って大邱地方裁判所安東支院は昨年6月5日、ムン・ヒョンウク被告に児童・青少年の性保護に関する法律違反、特殊傷害など12個の容疑を適用し、裁判に移した。

 さらに検察は昨年10月12日、ムン・ヒョンウクに無期懲役を求刑し、保護観察や電子足輪の装着命令、就業制限命令などを下すよう、裁判所に要請していた。



■事件の概要
2018年12月から2020年3月にかけて若い女性を中心に性的搾取や暴行にさらされ、そのようすがSNS上で”売買”されていた事件。
匿名性が強く、実態がわかりづらいメッセンジャーアプリケーション「Telegram(テレグラム)」内に設置された極秘のチャットルームで若い女性を中心に脅して撮影させた映像を公開し、これを有料公開としていた。各チャットルームが「1番部屋、2番部屋」などと数字がふられていたことから、総称して「n番部屋事件」と名付けられた。

レイプ動画などの過激な映像が閲覧できるチャットルームには、日本円で10万円を超える料金を請求するなど、部屋をレベルに分けるなどしていた。
韓国女性団体が主張している閲覧者は20万人以上と報じられているが、正確な人数は未だ把握されていない。


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