コロナ渦で「カクテキ再利用」豚クッパ店事業主刑事告発=韓国(画像提供:wowkorea)
コロナ渦で「カクテキ再利用」豚クッパ店事業主刑事告発=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国プサン(釜山)のある飲食店で、残飯を再利用する場面が、有名ユーチューバーの配信を通じて放送され、管轄自治体がその飲食店を行政処分し、事業主を刑事告発することにした。

釜山東区は8日、A飲食店を現場指導点検した後、食品衛生法違反で行政処分し、事業主については、刑事告発する方針だと明らかにした。

関連法によると、食品を再利用する場合、営業停止15日の行政処分または3年以下の懲役または3000万ウォン(約285万円)以下の罰金を支払うことになる。

区は、この日の午前と午後、二度その店を訪問したが、A店のドアが閉まっており、事業主に会うことができず、関連処分を下せなかった。

区の関係者は「行政処分を下す前に、事業主に直接会って、意見書と確認書をもらわなければならない」と説明した。

続いて「事業主と接触でき次第、適切な手順を踏む予定だ」とし「刑事告発に基づく処分は警察で下すことになる」と述べた。

今月7日、韓国の有名ユーチューバーBJ B氏が収益金寄付を目的とし、豚(デジ)クッパの店でホールサービスのイベントを生配信していた際、おかずの再利用シーンが放送された。

ある従業員が、客が残したカクテキを、元の容器に入れ、さらに他の従業員は、その容器からカクテキを別の皿に盛りつけた。

B氏は、新型コロナウイルスの事態で困っている人々のために、飲食店の仕事を手伝い、売上金の二倍を寄付するという内容を明らかにした状況だった。

レストランはB氏の叔母が運営する所だと分かった。

問題になると、B氏は「主催者として心から謝罪申し上げる」とし「私が徹底的に確認をしなければならなかったが、未熟な進行をしていたようだ」と明らかにした。

続いて「多くの方々が訪れて、参加してくれたのに、失望させてしまい心が重い」とし「飲食店は衛生的な管理を正し、処罰もすぐに受ける予定」と伝えた。

当事者である従業員も「今日初めて仕事をした。キムチがきれいな状態のままだったので、瞬間的に入れた」と謝罪し、叔母も「二度とこのようなことがないようにする」と約束した。

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