‘アストラゼネカワクチンを接種した療養病院の従事者死亡’…患者以外で初の死亡事例=韓国(画像提供:wowkorea)
‘アストラゼネカワクチンを接種した療養病院の従事者死亡’…患者以外で初の死亡事例=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国でコロナワクチンの接種後、療養病院の患者ではなく、従事者の死亡申告事例が初めて出た。防疫当局は、基礎疾患の有無について調査していると明らかにした。

コロナ予防接種対応推進団によると、10日の0時現在でコロナワクチンの接種後、2件の死亡申告があった。このうち1件は療養病院の入院患者だった50代男性だ。この男性は3日にワクチンの接種を受け、重症の症状が見られ重患室に入院し、9日に死亡した。この男性は基礎疾患があったことが確認された。

もう1人は基礎疾患がなかったという50代の療養病院従事者だ。保健当局によると、この従事者は9日の午後4時37分ごろ、ウォンジュ(原州)市のある療養病院のシャワー室で倒れているところを同僚職員によって発見された。この従事者も3日にワクチンを接種し、その後は何の異常も見られなかったという。

この日、死亡申告が出された2人はいずれもアストラゼネカのワクチン投与を受けていた。中央防疫対策本部(防対本)のパク・ヨンジュン異常反応調査支援チーム長はこの日のブリーフィングで、「(病院従事者は)基礎疾患があり病院で持続的に治療を受けている人たちとは異なる初の死亡事例」と説明した。ただし、基礎疾患があるかどうかなど、正確な死因の確認には時間が必要だという。これでワクチン接種開始からこの日まで、死亡申告は15件に増えた。

一方、政府は17日から必須活動目的で出国する際、‘コロナワクチン優先接種制度’を導入すると明らかにした。対象は必須公務出張、重要経済活動・公益のための短期(3か月)海外訪問者などだ。所管部署で毎週審査を行い、疾病管理庁の承認後、当該省庁・申請者に確定通知をする。

当該制度は、一般人がワクチン接種を開始する第3四半期前まで維持する。防対本によると、‘重要な経済活動’には、△社会的に波及力があり、△国益に及ぼす影響がなければならないとしている。

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