尹建永、共に民主党議員(画像提供:wowkorea)
尹建永、共に民主党議員(画像提供:wowkorea)
ユン・ゴンヨン(尹建永)共に民主党議員は、キム・ジョンイン(金鍾仁)国民の力非常対策委員長がヨーロッパでアストラゼネカワクチンを避けていると主張すると反発に出た。

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尹議員は2日、フェイスブックで「アストラゼネカワクチンは世界保健機関が使用を承認した世界的なワクチン」とし「国民の力だけ知らぬ存ぜぬで一貫している」と批判した。

さらに「65歳以上の高年齢層に対するデータはやや少ないという指摘があり、韓国政府も65歳未満だけ接種している」とし「高齢層接種関連の臨床結果は続々と出ており、フランスは74歳までアストラゼネカワクチンの接種を許容し、ドイツも似たような動きがある」と伝えた。

また、英国エディンバラ大学研究チームの研究結果を引用し「むしろ1回接種後の入院比率が減ったのは、ファイザーワクチンよりもアストラゼネカワクチンのほうが高かった」と説明した。

尹議員は「国民の力のコロナワクチンに関する恐怖話づくりはますます見もの」とし「ワクチン接種計画が発表される前は『トランクを持っていって、ワクチンを買って来い』と言っていたのに、今は『自分は不安』と訴え、国民の心配を煽っている」と非難した。

金非常対策委員長に対しては「『アストラゼネカワクチンを避けるヨーロッパ』は一体どの国の話なのか。我々の知らないヨーロッパがあるのか」と問いただした。

続けて「いくら野党とはいえ、度が過ぎるのではないか。今、政治がすべきことは『不安感づくり』しかないのか。どうか政治指導者の言葉の重みを考えてほしい」と述べた。

これに先立ち、金非常対策委員長はこの日の非常対策委員会会議で「政府は11月末になれば全般的な国民免疫ができるというが、どんなワクチンが入ってきて、いつすべての国民がワクチン接種できるかという具体的な話はしていない」とし「ファイザーワクチンはコバックスを通じて一部の量が導入され、ヨーロッパでかなり避けられているアストラゼネカワクチンが韓国に入ってきて接種されている」と述べた。

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