韓国首相「防疫規則に違反した事業所、4次支援金の対象から除外する」(画像提供:wowkorea)
韓国首相「防疫規則に違反した事業所、4次支援金の対象から除外する」(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・セギュン(丁世均 )首相は23日、「防疫規則に違反した事業所に対しては現在施行している『ワンストライク・アウト制度』を例外なく適用し、まもなく支給する4次災難支援金の支援対象からも除外する」と明らかにした。

丁首相はこの日午前、政府セジョン(世宗)庁舎で新型コロナウイルス対応の中央災難安全対策本部会議を主宰し、「政府が防疫規則に違反した行為を確認しても黙認するなら、生活の中で防疫規則を厳格に実践している大多数の国民を欺くことと変わらない」と述べた。

また、「2月最終週に入ったが、3次流行の影響から完全に抜け出せずにいる。先週末を過ぎて感染者数が減少していたが、依然として安心できない状況だ」と強調した。

続いて、「旧正月連休以後、自ら実践する『自律と責任』防疫を試みているが、見えないところでは社会的約束が無視される事例が頻発している」とし、「先週末にソウル市が警察庁とともにカンナム(江南)のクラブを点検した結果、入場人数の制限とダンスの禁止はもちろん、出入り名簿の作成、マスクの着用など、基本的な防疫規則すらまったく守られていないところが多かったという」と指摘した。

丁首相は、「社会的距離の確保が1.5段階に緩和された主な都市の繁華街にある食堂や居酒屋などでは深夜の時間帯になるほど人が集まり、防疫規則が崩れる様子も目撃されている。われわれが目標とする持続可能な防疫も、自律に先立ち責任が担保されなければ、現場で実行されるのは難しい」と強調した。

そして、防疫違反行為に徹底して対応することを明らかにし、「防疫規則に違反した場合、隔離措置または新型コロナウイルス治療以後に支援する生活支援金の支給対象から排除する方案も検討する」と述べた。
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