12月12日(土)放送の「知ってるお兄さん」に出演した「SUPER JUNIOR」。(画像:画面キャプチャ)
12月12日(土)放送の「知ってるお兄さん」に出演した「SUPER JUNIOR」。(画像:画面キャプチャ)
今年はデビュー15周年イヤーとなるため、グループ、ユニット、ソロなど精力的に活動を展開してきた「SUPER JUNIOR」。11月6日(金)にデビュー15周年を迎えたのを記念し、来年1月に10thアルバムがリリースされるが、当初12月に発売予定だったので、それに合わせて、バラエティでのプロモーションがスタートした。

SUPER JUNIOR の最新ニュースまとめ

その番組というのが、ヒチョルが出演する「知ってるお兄さん」(JTBC)とウニョクが出演する「週刊アイドル」(MBC every1)だ。

今回は12月12日(土)に放送された「知ってるお兄さん」を振り返ってみる。残念ながら、リーダーのイトゥクがコンディション不良で欠席となり、8人での出演となった「SUPER JUNIOR」。この番組は、レギュラーメンバーである“お兄さん”たちの教室でのオープニングトークで始まるが、今回はその席に「SUPER JUNIOR」が陣取り、オープニングトークを始め、“お兄さん”たちを待つ形に。番組を乗っ取って、「知ってるスーパーお兄さん」にしようと意気込み、レギュラー陣のイス7つをかけ、「SUPER JUNIOR」vs“お兄さん”の対決構図でゲームが進行された。人数の関係で、ヒチョルは“お兄さん”チームに入り、「新西遊記」(tvN)でもおなじみの人物名前当てクイズをはじめ、イントロクイズ、ジェスチャークイズ、高音対決、ヒップホップ対決、討論対決などさまざまなゲームを展開。

末っ子ラインのボーカル、リョウク&キュヒョンがヒップホップ対決に登場し、ラップを披露したり、高音対決では“お兄さん”チームが途中棄権するほど、リョウクが大活躍を見せるなど、見どころ満載だったが、それ以上に面白かったのがやはりトークだ。

人数の多いグループで、デビュー15周年ともなれば、メンバー間のいざこざや事件も一つや二つではない。それをいまだから、面白おかしく笑って話せるのが、彼らの魅力だ。

ヒチョルとドンヘの胸倉をつかんでのケンカや、キュヒョンとイェソンのアイスクリームキック事件なども面白かったが、一番はシウォンとリョウクのケンカエピソード。すでに「ラジオスター」(MBC)などテレビで何度か公開されており、メンバーたちの間でもテッパンネタなだけに、やはり“お兄さん”たちもお腹を抱えて大爆笑し、みんなでハイタッチしまくるほど一番の盛り上がりシーンとなった。

スキンシップが好きではないリョウクが、コンサート中、何度もハイタッチをしてくるハイタッチ好きなシウォンに、「ハイタッチするな!」とキレたことから、シウォンもそれにムカっとし、怒ったシウォンが「お前、2度と俺に会わない自信はあるのか?」と問い詰めたとき、リョウクの名言「お!お!自信あるよ!」が生まれたというエピソードだ。

ポイントはリョウクのハイトーン。シウォンがリョウクのマネをして「自信あるよ!」と言ったのが抜群の面白さだった。その後、リョウク本人が再現して見せたが、バラエティだからとシウォンが盛ったわけではない。そっくりだった(笑)。ちなみに、このエピソードでみんなが爆笑しているとき、リョウクが思い出したかのように、「でも、本当に会わない自信あったよ」と幼稚な発言をすると、シウォンも「おい、俺だって自信あったよ」と言い合っていたのも、また笑えた。

さらに、イェソンもリョウクの「ハイタッチするな!」をマネしたが、これも面白く、基本的にメンバーたちはリョウクが興奮してハイトーンになるのをマネできるし、面白いエピソードトークとして伝えることができるということだ。このシーンは本当に何度見ても笑える。

またもう一つ、カン・ホドンが「なんできょうはウニョクがいないの?」とイトゥクとウニョクを間違えたことから、2人がよく間違われる問題もここで話に出た。ニュース記事でウニョクの写真なのに、イトゥクと間違われて書かれることがたびたびあるというのだ。偶然にも、12月7日(月)に公開された「SUPER JUNIOR」のV LIVEチャンネル「SJ returns4」(79話)で、ウニョクがイトゥクと間違われるからどうしたらいいか?という悩み相談の回が配信されたばかりだったので、カン・ホドンが間違えたのがあまりにもタイムリーだった。

同じネタだから、結末は分かっているのに、何度見ても面白いのはメンバーたちのこれまで培われたトークテクニックだ。そして、ヒチョルが「ケンカするのは恥ずかしいことではない。それも15年の歳月だから」と話していたが、まさにケンカしながらも、お互いを理解し、考え方が違うということを受け入れ、グループ活動を続けてきた「SUPER JUNIOR」のチームワークの良さが随所にあふれていた。

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