イ長官はこの日、非武装地帯(DMZ)で開かれた「2020DMZ平和協力国際フォーラム」の開会式で、「先月、黄海上でわが国民の残念な死亡事件が発生した。非常に遺憾な事件」だと述べた。
イ長官は、「政府としてできる責任を最後まで果たすが、同時に接境地域での平和と協力が朝鮮半島の平和共存の出発点であることにもう一度気づかされた」と話した。
また、「条件と環境が整い次第、接境地域でわれわれがすぐにできる協力を模索し、南北首脳間で合意した事項を共に実践していくことを、この場を借りて北朝鮮側に求める」と付け加えた。
イ長官は、2018年の南北首脳間4.27板門店宣言と9.19軍事合意、また昨年国連総会の基礎演説で言及されたムン・ジェイン(文在寅)大統領のDMZ国際平和地帯化構想などに触れた。
そして、「今後はこうした変化を南と北、朝鮮半島全体に拡散させていかなければならない」と強調した。
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