RFAは、北朝鮮・ヤンガンド(両江道)の軍の消息筋からの引用で、北朝鮮軍が最高司令部の指示により、中国との国境沿線地域に殺傷半径3メートルから3.5メートルほどの対人地雷を埋めていると伝えた。埋設作業は両江道の中朝国境線で、60メートル間隔を基準になされているということである。
この消息筋は「北朝鮮が中国との国境に地雷を埋めるのは、歴史上 初めてのことだ」とし「朝中(中朝)関係がとても良好な時期なのに、友好国である中国との国境に地雷を埋設するというのは、国境を完全封鎖し、住民の脱北を防ごうとする意図としか解釈できない」と主張した。
つづけて「対北制裁と新型コロナウイルス感染症事態により、生計が苦しくなった北朝鮮の住民たちによる脱北の試みが続出していることから、北朝鮮当局は国境に接近した者への射殺など、二重、三重の国境封鎖措置をとっている。それでも脱北の試みが絶えないため、地雷を埋設し 国境を徹底して封鎖するということだ」と説明した。
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