“カミングアウト”歌手クォン・ドウン、「10年間言えず苦しんだ...応援に感謝」(画像提供:wowkorea)
“カミングアウト”歌手クォン・ドウン、「10年間言えず苦しんだ...応援に感謝」(画像提供:wowkorea)
韓国トロット歌手のクォン・ドウンが、自らゲイであるとカミングアウトした中で、社会的に肯定的な影響を与える人になりたいという希望を表した。

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 6日、クォン・ドウンは所属事務所のミドゥムエンターテインメントを通じて「ゲイであるとカミングアウトする」と明らかにし、「性的マイノリティの人権を代弁して芸能界でのカミングアウトを切り開いていく役割をしたかった」と説明した。芸能人が自らカミングアウトした事例は、ホン・ソクチョン以来20年ぶりであり韓国歌謡界では初だ。

 これに関連しクォン・ドウンは、この日の午後「社会にポジティブな影響を与えるゲイ芸能人になりたかった」とし「(デビュー以来)過去10年間、このことを公開せずに活動してきて苦しかった」と打ち明けた。

 クォン・ドウンが、性同一性について初めて気付いたのは7歳の時だ。彼は、「7歳のときに自らのアイデンティティを知って両親に言ったが、その時は理解してくれなかった」とし「それから時間が流れて20歳の時、再び話をした時には認めてくれた」と当時を回想した。

 以来、ゲイであると公へのカミングアウトを控えて不安感はなかったという。クォン・ドウンは、「周りの人たちは、私がゲイであることを知って特別に負担を感じているかなどということは言わない」とし「ホン・ソクチョン先輩が20年間この道を切り開いてくださったことに感謝するとともに、私も告白をすることができた」と率直に語った。

 クォン・ドウンは、カミングアウトがここまで注目されるとは予想できなかったとしながら、「とても感謝した」と述べた。しかし告白以降も、変わらず一生懸命に活動すると覚悟を固めた。

 一方、クォン・ドウンは最近「カサノバ」で活発に活動中であり、毎週木曜日YouTubeチャンネル「ナモルラファミリーホットショー」にレギュラー出演している。


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