韓国産業通商資源省の兪明希 通商交渉本部は、“G20定例通商相会議”に参席した(画像提供:wowkorea)
韓国産業通商資源省の兪明希 通商交渉本部は、“G20定例通商相会議”に参席した(画像提供:wowkorea)
全世界のG20経済大国の通商相たちは、世界貿易機構(WTO)の改革支持を公式に宣言した。この場には、次期WTO事務局長選に出馬した韓国産業通商資源省のユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長も参席した。

今日(23日)韓国の産業通商資源部(経済産業省に相当)によると、G20通商相たちは前日にリモートで開かれた通商相会議において、新型コロナウイルス感染症に対応した貿易・投資の回復方案と、WTO改革支持などを盛り込んだ「通商相共同宣言文」に合意した。

この日の会議では、G20加盟国以外にもスペイン・シンガポール・スイス・UAE・ヨルダン・ルワンダなどの招待国の通商相、国際通貨基金(IMF)・世界銀行グループ(WBG)・経済協力開発機構(OECD)・WTO米国国際貿易委員会(ITC)・国際連合貿易開発協議会(UNCTAD)などの国際機構の代表たちも参席した。

2020年G20定例通商相会議である今回の会議で、G20通商相たちは まずWTO中心の多国間貿易体制の根本原則と目的を再確認し、現在 WTOで進行中である改革論議に対する支持を表明した。

また 通告義務の順守を通した透明性の強化、複数国間の規範協商の進展、来年開催のWTO閣僚会議で水産補助金・電子取引協商などの成果実現のためのG20によるWTOへの貢献の意志を確認した。

この日 韓国代表として参席したユ本部長は「現在 直面している保健・経済危機克服のためには、多国間の協力が重要だ」とし「今回の会議を通じて、G20が多国間貿易体制の回復という共同の目標をもっていることを再確認できた」と評価した。

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