「I-LAND」第10話に登場した「SEVENTEEN」。(画像:画面キャプチャ)
「I-LAND」第10話に登場した「SEVENTEEN」。(画像:画面キャプチャ)
9月4日(金)放送の「I-LAND」(Mnet、tvN)第10話は「SEVENTEEN」の登場、グローバル視聴者による投票結果発表で2人目の脱落者決定、3番目のテスト「コンセプトテスト」の練習過程など、盛りだくさんの内容で笑いから感動まで、心が大きく揺さぶられる回となった。

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まず、Part.2の3番目のテスト「コンセプトテスト」のグループ分けをするため、「SEVENTEEN」の楽曲をカバーする小ミッションが与えられたI-LANDER。雰囲気の全く違う「Pretty U」と「HIT」が課題曲だ。「SEVENTEEN」の曲の中で、一番爽やかな曲の「Pretty U」チームはキム・ソヌ、ダニエル、パク・ソンフン、ヤン・ジョンウォン、ジェイク、タキの6人。顔ぶれを見ると、キュート&爽やか系のI-LANDERが揃っている。一方、パワフルでエネルギッシュな「HIT」チームはニキ、イ・ヒスン、ジェイ、ケイ、ハンビンの5人。こちらも一目で、ダンスが上手いツワモノが揃ったと分かる。

「SEVENTEEN」パフォーマンスチームのホシ、ジュン、ディエイト、ディノは“I-LAND”に足を踏み入れると、I-LANDERに役に立つアドバイスをしてあげようと話し、明るい雰囲気でI-LANDERと対面。大スターを前に大興奮しながらも、緊張するI-LANDERを和ませようと、場を盛り上げる雰囲気作りまでし、いい先輩ぶりを発揮していた。

特に、パフォーマンスリーダーのホシはI-LANDERがパフォーマンスをする前、「HIT」チームには「自信を持って~!」、「Pretty U」チームには「ふてぶてしく、楽しく~!」と声をかけ、勢いをつけるなど、テンションを引き上げる役割も。

「SEVENTEEN」のメンバーたちは、I-LANDERのパフォーマンスをノリノリで見ながら「HIT」チームには賛辞を送り、タキのパートで胸キュンした「Pretty U」チームには、アンコールを要請。さらに、アイドルバラエティ「アイドルルーム」で人気コーナーだった「ナノダンス」や、顔が似ている(!? )ジュンとI-LANDERのジェイが2人でコラボダンス、ホシもタキとキム・ソヌとコラボダンスを披露するなど、大盛り上がりとなった。

そして、「SEVENTEEN」が選んだ勝者は「Pretty U」チームで、「曲にぴったりだった」という理由で1位になったキム・ソヌには、「コンセプトテスト」の曲とメンバーを選択できる権利が与えられた。

3番目の「コンセプトテスト」の課題曲は“清涼”をコンセプトにし、夢というテーマを可愛く表現した「Chamber 5(Dream of Dreams)」と、“爆発”をコンセプトにし、爆発というテーマを表現したパワフルなパフォーマンスの「Flame On」。

キム・ソヌは持ち前のキュートな表現力を生かせる「Chamber 5」を選択し、ジェイク、ヤン・ジョンウォン、イ・ヒスン、タキをメンバーに迎え入れた。よって、自動的に「Flame On」はパク・ソンフン、ジェイ、ケイ、ニキ、ハンビン、ダニエルの6人がチームとなった。しかし、これはあくまでも仮。「コンセプトテスト」の準備期間中に、グローバル投票の結果発表が行われ、脱落者が1人決定するため、それによって変動が生じる場合もあるからだ。

そんな練習過程で、以前とは違う変化した姿を見せたのがケイとジェイ。これまで他のメンバーたちとの衝突で、いろいろ感じ取ったケイは、今回はリーダーの座をパク・ソンフンに託し、パート分けでもチームを俯瞰で見る姿勢を見せた。そして、グローバル視聴者投票の中間発表で最下位だったジェイは自分が脱落すると思い込み、チームを裏で支え、I-LANDER全員に別れの手紙を書いて渡すなど、情に厚い一面を見せた。特に、タキ宛の手紙では「愛しい僕の弟タキ。日本語で書けなくてまずはごめん」と始まる文で、「お前がどれだけ魅力的なのか僕も知ってるし、テレビで見てくださるファンの方も分かってると思う」と温かい言葉が続き、ジェイ本来の人柄を垣間見せた。まさかこの手紙が、この後の展開の伏線になろうとは…。

また、番組側はここまで頑張っているI-LANDERへのプレゼントとして、グローバル視聴者が送ってくれた映像メッセージを公開し、それぞれに1冊ずつ、ファンレターをまとめたアルバムを届けるなど、I-LANDERに活力を吹き込み、モチベーションをさらに高めた。さらに、サバイバルを行っているライバルでもあるが、良き仲間でもあるI-LANDERは、お互いに「いま伝えたいこと」を収めた映像で、率直な想いを伝え、それを見ながらほとんどのメンバーが涙、涙の感動に。それと共に、終わりが近づいていることも感じさせた。

2度目の生存者発表式は、177カ国が参加したグローバル視聴者投票によって順位が決定。誰も予想していなかった大波乱が起きた。1位は、もはや安定した人気のキム・ソヌ(1,705,287票・5位→▲1位)、2位はエースのイ・ヒスン(1,592,834票・1位→▽2位)だったので、順当にいけば、次はパク・ソンフンだろうとプロデューサー陣も思っていたら、なんと名前を呼ばれたのはジェイ(1,535,928票・6位→▲3位)。誰もがビックリし、ざわつく中、続く4位も、これまで1度もデビュー圏内に入ったことのないハンビン(1,415,420票・9位→▲4位)が大きくジャンプアップ。この時点で、もう誰もが予想不可能な状態に。

5位はパク・ソンフン(1,298,204票・3位→▽5位)、6位はケイ(1,182,411票・4位→▽6位)、そして7位は「ケミテスト」のプロデューサー評価1位でベネフィットをもらったジェイク(1,151,132票・7位→7位)だった。8位は初めてデビュー圏外に落ちてしまったヤン・ジョンウォン(1,083,305票・2位→▽8位)、9位はニキ(892,664票・8位→▽9位)が続いた。

そして、最後に残ったのが、プロデューサーたちから力不足を指摘されていた末っ子ラインのダニエルとタキ。結果は10位ダニエル(828,473票・10位→10位)、11位タキ(762,679票・12位→11位)だった。泣きたいのを必死に堪えながら現実を受け入れ、前を向くタキに、総括プロデューサーのパン・シヒョク代表も「タキ君が夢を捨てさえしなければ、ベストを尽くせば、夢を叶えられる日は必ず来ます」とエールを送り、これまでの頑張りを称えた。

自分事のように泣きじゃくるニキ、そしてショックで呆然とするケイと抱き合い、別れのあいさつをしたニキは、“愛されキャラ”という強いインパクトを残し、“I-LAND”を去った。次回の「コンセプトテスト」ではどんなドラマがあるのだろうか。

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