「CASH BACK」に出演したキム・ヨハン、秋山成勲、クォン・ヒョンビン。(画像:画面キャプチャ)
「CASH BACK」に出演したキム・ヨハン、秋山成勲、クォン・ヒョンビン。(画像:画面キャプチャ)
今年4月、パイロット版で2回放送され、好評を博した超大型スポーツバラエティ「CASH BACK」(tvN)がスケールアップし、レギュラー放送になって帰ってきた。

キム・ヨハン(元X1(エックスワン)) の最新ニュースまとめ

同番組は、CJ ENMと米国の代表的なTV番組制作会社Bunim/Murray Productionsが共同でフォーマット企画したグローバル韓米合作プロジェクト。韓国最大規模となる1200坪の大掛かりなセットを舞台に、3組が賞金をかけ、「ジャンプ」、「パワー」、「クライミング」ゲームの3ラウンドにわたって対決を繰り広げていくというものだ。

日本でもTBS系で「SASUKE」や「スポーツマンNo.1決定戦」などが人気だが、それの団体戦というとイメージしやすいだろうか。そして、タイムやクリアできるかを競うのではなく、各コースには大きさや金額が異なる“キャッシュモン”がぶら下がっていたり、置かれていたりするので、制限時間内にそれをキャッチしながら、より多くの賞金を獲得していくのが特徴で、最終的に合計金額が多かったチームが優勝となる。

8月25日(火)にスタートした初回放送では、優勝候補として格闘家たちが揃う「ファイター・ハンターズ」、テコンドー有段者たちが揃う「テコン・ハンターズ」、バレーボール選手とモデルが揃う「ロング脚・ハンターズ」が登場。

1チーム4人で、いまやバラエティに引っ張りだこの格闘家キム・ドンヒョン率いる「ファイター・ハンターズ」は、“サランちゃんパパ”の秋山成勲が圧倒的な存在感を放ち、お笑い芸人ホ・ギョンファン率いる「テコン・ハンターズ」は、「X1」出身でちょうど25日にソロデビューを果たした「WEi」のキム・ヨハンが、「バレーボール界のカン・ドンウォン」と呼ばれるバレーボール選手キム・ヨハン率いる「ロング脚・ハンターズ」は、「JBJ」出身のクォン・ヒョンビンがチームの末っ子として、若さあふれるエネルギッシュさを見せた。

3組ともそれぞれ特徴が異なり、「ファイター・ハンターズ」はパワー、「テコン・ハンターズ」は小柄ながら、身軽で瞬発力があり、「ロング脚・ハンターズ」は平均身長190センチで手足の長さが武器だ。そのため、1ラウンドの「ジャンプ」ゲームでは「テコン・ハンターズ」、2ラウンドの「パワー」ゲームでは「ファイター・ハンターズ」、3ラウンドの「クライミング」ゲームでは「ロング脚・ハンターズ」が1位となったが、3ラウンドを通した積立金額で勝利が決まるため、優勝したのは10万ウォン差という僅差で、「ロング脚・ハンターズ」。最終ラウンドに進出し、1105万ウォンの賞金を獲得した。

番組の放送時間は約2時間という、日本ではスペシャル番組に値するほどの尺だが、長いと感じさせないほど面白い展開だった。中でも、目立っていたのは秋山成勲。現在ハワイ在住のため、韓国に来て、2週間の隔離生活が終わった翌日、この収録に参加したとか。出演者の中で最年長であり、いかつい風貌だが、年齢をネタに笑いを取り、「パワー」ゲームでは十分に実力を発揮したものの、「ジャンプ」ゲームでは回転棒にあらがったり、キャッチした“キャッシュモン”をうっかり落としてしまったりと、どこか抜けた姿がギャップとして面白さにつながり、妙な魅力を発揮していた。

また、キム・ヨハンが、高所恐怖症があるにもかかわらず、3ラウンドの「クライミング」で10メートルの高さまで登り、根性を見せる姿も好感度大だった。本人は登るのに精一杯で、“キャッシュモン”をキャッチできず、それが最終的に10万ウォン差で敗れる結果となったため、申し訳なさそうにしていたが、最後までベストを尽くす姿は、見ている誰かに勇気を与える頑張りだったように思う。

なお、優勝チームは次回の出演権が与えられるため、「ロング脚・ハンターズ」は次回も登場。そして、「熱血バスケ!ハンサムタイガース」のメンバーたちが揃う「ジャンプ王・ハンターズ」、パイロット版で活躍したファン・チヨル率いる「横綱・ハンターズ」が再び参戦し、対決が繰り広げられる。

また、メインポスターを見ると、「2PM」ニックンの姿もあるほか、「SUPER JUNIOR」ウニョク、「NU’EST」ベクホ、ハ・ソンウンら芸能界を代表するフィジカルの持ち主たちの出演が予告されており、どんなチームとして登場するのか、また彼らがいかに身体能力を発揮し、活躍するのか期待したい。
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