世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルス感染症の終息と関連して、たとえワクチンが開発されても万能薬(silver bullet)ではないとし、永遠にその妙策は出ない可能性があると明らかにした。

ロイター通信によると2日(現地時間)、テドロス・アダノム・ゲブレイェソスWHO事務総長は、この日のビデオ会見で、「今のところ新型コロナウイルスをなくす特効薬がなく、今後も永遠にないかもしれない」とこのように述べて警告した。

続けて「多数のワクチン候補物質が、市販前の最終関門である臨床試験の第3段階にあり、私たち全員が、新型コロナウイルスの予防に役立つ効果的なワクチンを持つことを希望している」とし、ワクチン開発に対して楽観論を示した。

その一方で、ワクチンが新型コロナウイルスを終息させる万能薬とはならないと指摘した。
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