トランプ米国大統領が提案したG7拡大案に、日本とロシアは否定的な立場をみせている(提供:wowkorea.jp)
トランプ米国大統領が提案したG7拡大案に、日本とロシアは否定的な立場をみせている(提供:wowkorea.jp)
ドナルド・トランプ米国大統領が奇襲的に提案したG7(主要7か国)拡大案において、韓国は参加の意思を表明したが、既存のG7国家である日本と、拡大案の参加要請を受けたロシアは否定的な立場をみせている。

ムン・ジェイン(文在寅)大統領は1日、トランプ大統領との電話会談で「(G7首脳会議の招請に)喜んで応じる」と伝え、トランプ大統領のG7拡大方案に賛成の意を表した。

しかし日本政府は、G7を拡大してG11またはG12に再編成しようというトランプ大統領の提案に困惑している雰囲気である。米国側から予め聞けなかったということによることも感じられると、日本現地のメディアは報じている。

産経新聞は2日、日本政府はトランプ大統領の発言に対して、米国側の真意を最後まで確認するという考えを紹介した。これについて外務省関係者は「首脳会議のメンバーを突然4か国増やすというのは無理だ」と語った。

特に日本の立場では、韓国の合流を反対するものとみられている。日本による対韓輸出規制および元徴用工判決問題などで、日韓の葛藤が激化している状況であるためである。アジアを代表するG7加盟国という地位も維持しておきたい考えである。

また、韓国とともに“G7拡大”の参加要請を受けたロシアも3日、正しい方向だと評価しながらも、中国の参加しない集まりは意味がないと一線を引いた。

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