ソウル地下鉄、PM2.5濃度高 マスク必須(提供:news1)
ソウル地下鉄、PM2.5濃度高 マスク必須(提供:news1)
ソウル地下鉄の駅では常にPM2.5の濃度が高いことが分かった。

3日、ソウル交通公社によると、昨年6月と11月に地下鉄施設の室内空気質を測定した結果、1~8号線地下駅舎のPM2.5の平均濃度は42.5マイクログラム/立方メートルだった。

PM2.5の等級基準に当てはめると、常に「悪い」状態だ。

この調査は、法制化される前に実施されたものだが、毎日700万人を超える市民が利用する地下鉄駅の空気質が、健康に悪影響を及ぼしかねないレベルだということがわかった。

ソウル市は、PM2.5が「悪い」レベルの場合、屋外活動を制限し、喘息を患っている人は吸入器を使用するよう勧告している。

地下鉄駅は施設の特性上、PM2.5の管理に制約が多いのは事実だ。 現在、駅舎換気設備、空気濾過装置が不十分なためPM2.5が流入してくる。 また、施設に老朽化した所が多く、1日19時間運行している中で除去作業を行う時間を確保できない状況だ。

公社は2022年までに地下駅舎内のPM2.5濃度を30マイクログラム/立方メートル以下に下げることを目標にしている。
駅舎換気設備システムの改良、駅舎の出入り口に防風扉とエアカーテンの設置し、換気設備および換気ダクトの清掃等を予定している。

公社関係者は「地下鉄のPM2.5は基準値以内に管理しているが、市民が実感できるように迅速に改善策を推進する」と述べた。

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