ソウル地方警察庁の捜査本部は23日午後2時30分頃、世宗(セジョン)文化会館でキム容疑者不在のまま1時間ほど現場検証を行なった。
キム容疑者を乗せた護送車は午後2時25分頃、世宗文化会館裏の駐車場に到着した。しかしキム容疑者は車から降りず、そのままソウル拘置所に戻って行った。
警察関係者は「キム容疑者が現場検証をするために世宗文化会館へ行く途中で体調が悪いと言い、拒否をした」とし、「目撃者中心として現場検証を行うつもりだ」と明かした。
警察はキム容疑者に現場検証の立ち会いを説得したが、キム容疑者が繰り返し拒否したという。
この日の現場検証は非公開で進められ、事件当時現場にいた警察官2名と民族和解協力汎国民協議会の関係者を含む10名が立ち会い、事件当時の具体的な状況を検証した。
現場検証終了後、警察は「現場検証で新たに明らかになったことはなく、すでに調査した内容を再確認した」と明らかにした。
キム容疑者を調査中の検察は、キム容疑者の拘束期限を今月23日から来月2日へと延長し、犯行動機と殺害意図、背後勢力などの究明に全力を挙げている。
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