KIA、新監督に金杞泰前LG監督就任…3年契約10億ウォン

韓国プロ野球KIAタイガース（起亜タイガース）は、“電撃辞任”したソン・ドンヨル（宣銅烈）前監督（51）の代わりに新たな司令塔としてキム・ギテ（金杞泰）前LG監督（45）の就任を決定した。ホームタウン・光州（クァンジュ）出身の若い指導者として、チーム再建の適任者だと判断したためだ。

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　KIAは28日、キム・ギテ監督を選任し、契約期間3年、契約金と年俸が各2億5000万ウォン（約2500万円）の条件で、計10億ウォン（約1億円）での契約を交わした。

　キム・ギテ監督は契約を終え、「現チームが最も必要であるものが何かを知っている」とし、「ことしの最終調整と来年のキャンプを通して、チームのカラーを変えるのにすべてを注ぎたい」と覚悟を明かした。また、「選手をはじめコーチ陣の精神にも変化と革新が必要だ」と強調。KIAはキム・ギテ監督と共に、早い段階で新たなコーチスタッフの人選を終える計画だ。

　キム・ギテ監督はしばらく光州に滞在し、選手団の現況把握やコーチ陣の人選など国内日程を終わらせた後、選手が最終練習をおこなっている日本の宮崎県日向市でのキャンプに合流する。