ジャーナリストのジウォン（ハ・ジウォン）は、最近脅迫電話に悩まされていた。そのため番号を変更したものの、新しい携帯電話の番号に変更してから身の回りで奇妙な出来事に遭っていた。ジウォンのその携帯に出た人間は皆謎の死を遂げてしまうのだ。そしてホジョンの娘ヨンジュ（ウン・ソウ）もジウォンの電話に出たことでおかしくなっていく。やがて恐怖に怯えるジウォンは調査を開始し、この番号に隠された秘密を知ることになる。実は以前この携帯番号を使用していた人たちが次から次へと謎の死を遂げていたのだ･･･。

誰もが必需品として持っている携帯電話の恐怖。主演のハ・ジウォン＆監督のアン・ビョンギが、『友引忌』に続きタッグを組んで製作したホラー映画第二弾。『ボイス』『友引忌』ともにヒットしたことで韓国ではハ・ジウォンに“ホラー・クィーン”の称号を与えた。劇中に登場する電話番号“6644”は、西欧で悪魔の数字として嫌われている“6”と韓国で“死”を意味する“4”を組み合わせたもの。また子役のウン・ソウの迫真の演技に、テレビの予告編を見た視聴者から「子供が怖がる」というクレームが殺到し、公開前から話題となった。韓国で大ヒットを記録し韓国恐怖映画の先駆けとなったミステリー＆ホラー作品。