高視聴率を博して終了した「シークレットガーデン」=(聯合ニュース)
高視聴率を博して終了した「シークレットガーデン」=(聯合ニュース)
高視聴率を博して終了した韓国SBSドラマ「シークレットガーデン」が、その人気を追い風にさまざまなコンテンツ収入を生み出すと期待されている。

韓国ドラマ「シークレット・ガーデン」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

 SBSコンテンツハブは19日、日本や台湾、中国などアジアを中心に13カ国・地域に同ドラマの放映権が販売されたと明らかにした。

 輸出総額は350万ドル(約3億円)。しかし、これは放映権だけの金額で、主題歌などさまざまな付加商品販売は含まれていない。今後、放映権輸出もさらに増えるとみられる。

 同ドラマは放送当時、全20話で流れるコマーシャルが完売され、82億ウォン(6億600万円)の収入を上げた。ダイアリーや漫画、OST(オリジナル・サウンド・トラック)などの関連商品は発売と同時に飛ぶように売れている。

 特に、OSTは3万枚を上回るを売り上げを記録し、音源収益だけで20億ウォン以上と予想されている。ドラマに登場した詩集や書籍の販売も急増しており、多方面で波及効果が表れている。

 SBSコンテンツハブ関係者は、「海外でも同ドラマが放送されれば、関連商品の輸出にも道が開けるだろう。特に、韓国のように『キム・ジュウォン』(ヒョンビン)の人気に火が付けば、関連商品の種類も大幅に増えるのでは」と期待を寄せた。

 映画界でも「シークレットガーデン」の特需を期待している。同ドラマの主役だったヒョンビンやハ・ジウォン主演の映画が相次ぎ公開される予定で、ドラマ人気が観客動員につながるとみている。
 そのほか、「シークレットガーデン」はミュージカル制作も検討されている。同ドラマ制作会社によると、ミュージカル化のオファーが殺到しており、前向きに検討しているという。

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