韓国ドラマ「シークレットガーデン」のヒョンビン(右)とハ・ジウォン(左)
韓国ドラマ「シークレットガーデン」のヒョンビン(右)とハ・ジウォン(左)
大人気で終わりを迎えた韓国ドラマ「シークレットガーデン」の2人の主演俳優ヒョンビンハ・ジウォンが、映画界を震撼させることができるか。

ヒョンビン の最新ニュースまとめ

 ヒョンビンとハ・ジウォンが主演する映画が、それぞれ公開を目前に控えており、その興行に関心が集まっている。

 まず、「シークレットガーデン」の人気と海兵隊への志願で、大きな人気を得ているヒョンビン主演の韓国映画が来月、相次いで公開される。

 ヒョンビンは「シークレットガーデン」で冷たい都会の男、やつれた都会の男というイメージだったが、スクリーンではいい加減で不真面目な20代のフリーターなど、全く違う姿で観客の前に登場する。不良感たっぷりの20代男性だが、愛する時だけは、どんな困難も恐れない熱血青年として描かれている。

 映画「晩秋」は来月17日公開される予定。当初は昨年の秋に公開される予定だったが版権問題などで公開が延期されていた。そしてこの度、「シークレットガーデン」の人気に便乗し、公開に勢いをつける。
 
 ヒョンビンがイム・スジョンと共に撮影した「愛してる、愛してない」も「晩秋」の公開1週間後となる来月24日に公開される。韓国映画「チャーミングガール(原題:女、チョンヘ)」「素敵な1日」を演出したイ・ユンギ監督のラブストーリーだ。

 映画は、家を出て行こうとする結婚5年目の女性と、これをじっと黙って見守っていく男の話を取り上げた。映画でヒョンビンは、離婚を目の前にした男の役を演じた。妻をいつも気遣う優しい男だが、本音を表に出すことができない小心者として描かれている。イ・ユンギ監督の映画らしく、日常を詮索する繊細な演出力が引き立つ映画で、今年の「ベルリン国際映画祭」のコンペティション部門へ出品が有力視される作品だ。

 ハ・ジウォンは、来たる8日公開予定のブラックバスター「第7鉱区」で、2009年「TSUNAMI -ツナミ-(原題:海雲台)」に続き、1千万人の観客動員に再び挑戦する。ユン・チェギュン監督所属のJKフィルムが制作する映画で、「光州5・18(原題:華麗なる休暇)」のキム・ジフン監督がメガホンをとった作品。製作費だけで100億を超える、3D韓国版ブラックバスターだ。

 「第7鉱区」は茫々たる大海の真ん中に浮かんでいるドリルシップで開かれる深海と人間の死闘を描いたアクション映画だ。ハ・ジウォンはドリルシップの海底装置マネジャー、チャ・ヘジュン役を演じ、船長チョン・マン役を演じたアン・ソンギと共に息を合わせた。

 「シークレットガーデン」のキル・ライムと外見やヘアースタイルは似ているが、映画では少しつっぱっている女戦士のイメージが強い。映画撮影は全て終了しており、キム・ジフン監督は現在、後半部分を作業中だ。

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