金恵京夫人(画像提供:wowkorea)
金恵京夫人(画像提供:wowkorea)
警察がイ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表の配偶者であるキム・ヘギョン(金恵京)夫人の随行秘書と疑われた元キョンギド(京畿道)庁特別職5級ペ某氏の採用過程全般を再捜査している。

29日、捜査当局によると、スウォン(水原)地検は昨年末、京畿ナム(南)部警察庁の反腐敗・経済犯罪捜査隊が不送致を決めたいわゆる‘金恵京随行秘書採用疑惑’事件について24日、再捜査を要請した。

検察はペ氏がソンナム(城南)市と京畿道にそれぞれ採用された過程と数枚の法人カードを使うことができた背景、業務などを全般的に見直してほしいという趣旨で再捜査を要請したことが分かった。

警察関係者は「3か月前に検察に送致しなかった事件だが、検察の要請により再捜査している。捜査中の事案なので詳しい内容は言えない」と述べた。

これに先立ち、国民の力(与党)は第20代大統領選挙を控えた2021年12月「金恵京夫人が2018年から3年間、ペ氏を随行秘書としていた。結局、血税で支給する事務官3年分の年俸が『金恵京儀典』に使われたのではないか」との疑惑を提起し、李代表と金夫人などを職権乱用と国庫損失などの嫌疑で告発した。

これに対し警察は、ペ氏が公務員本来の業務は後回しにしたまま、金夫人の私的な使い回しなどをはじめとする儀典行為を主な業務としていたかどうかなどを捜査し、この結果をもとにペ氏に支給された賃金などが国庫損失に該当するかを検討した。

その結果、警察はペ氏の採用手続き上に問題はなく、ペ氏が実際に公務員業務遂行をした部分もある点から見て、金夫人の随行秘書と見るだけの証拠が足りないと判断し、昨年12月にこの事件を不送致決定していた。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83